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自然素材の家
私 達 は F ☆ ☆ ☆ ☆ の 基 準 の 一 歩 先 へ 進 み 、 主 に 天 然 素 材 1 0 0 % の材 料 で 仕 上 材 を 提 案 し 、 自 然 素 材 が 持 つ 調 湿 ・ 消 臭 ・ 抗 菌 等 の 作 用 を最 大 限 活 用 し て い ま す 。
化 学 物 質 過 敏 症 で 困 っ て い る 方 や 稀 に 天 然 素 材 で も体 質 に 合 わ な い 方 が い ら っ し ゃ い ま す 。
そ の 方 に は 樹 種 の 選 定 ・ 産 地 の 選 定 か ら ト コ ト ン 向 き 合 いあ な た の 体 質 に 合 っ た 健 幸 な 住 宅 づ く り に 取 り 組 ん で い ま す 。
自然素材の家は
夏はさらっと涼しく
冬は暖かさを感じ
肌触りと香りが良く
格別の住み心地です
時を重ねるほど
素材がなじんできて
味わい深い風合いに
変化します
そうすると愛着がわき
身も心もくつろぐ
和みの空間となります
自然素材の家とは
化学物質を含む新建材を使わずに、木材や室内の仕上げ材、塗料などの自然素材をふんだんに使った家、それが自然素材の家です。
ただし、もはや100%自然素材の家はハッキリ言って無理です。
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注文住宅の主な購入層である30~40代の方は、合板フローリングとビニールクロスの環境で育ったからでしょうか、自然素材を重要視されない方がダントツに多い世代です。
たとえアトピーや花粉症で困っていても、『なぜ、わざわざ高いお金を出して自然素材を使うのか!?』と言う感じなのかなぁ・・・?
法律と基準値をクリアーしているから安全、安心とは限りません。未規制物質は野放し状態とも言えます。
法は私たちを守ってくれるボウルではなく、ザルと考えるべきでしょう。自分と家族の健康は自分達で守る他ありません。
さて、自然素材の家に興味を持って頂けるように、根性入れて解説しますね、ヨロシク!
花粉症や鼻炎でお困りの方へ・お役立ち情報!!
口を閉じて鼻呼吸せずに、ポカンと口をあけて呼吸をしていませんか?もしそうならば【あいうべ体操】で良くなる可能性があります。
このHPの【食べた命が・わたしになる】の最後の方に記事がありますのでご参考にして下さい。
詳しくは福岡県の【みらいクリニック】さんへどうぞ!
自然素材の家をおすすめする理由
一般の住宅には、合板フローリングやビニールクロスなどが使われます。
これらの化学物質を含む新建材が、頭痛、めまい、咳、目がチカチカするなどのシックハウス症候群を引き起こし社会問題になりました。
2003年に「シックハウス対策」が施行され、ホルムアルデヒドによる発症は少なくなりましたが、未規制化学物質による被害は減少していません。
田代工務店では1995年頃から『せっかく建てた家に住めない』事は避けなければならないと考え、安心な素材と安全な施工方法を探してきました。
何十年も家族が健康で暮らしていくために、出来る限り自然素材を使った住まいをお勧めしています。
住まいに使える自然素材は
土台には、湿気・白蟻に強くて腐りにくい材料を選びます。米ヒバ・桧・杉の赤味100%材・栗・能登ヒバ・青森ヒバなどがあります。
桧が一般的ですが、桧は赤身が少なく期待するほど耐久性はありません。米ヒバは腐りにくく白蟻にも強いうえ、価格も安いので土台には最適です。
柱・横架材には、杉・桧・ホワイトウッドなどの輸入材があります。
ホワイトウッドなどの輸入材は現しでは使えませんし、ウッドマイレージの観点からお勧めではありません。
フローリングには、桧・杉・栗・オーク・唐松に加え、様々な樹種が輸入されていますが、ウッドマイレージの観点からなるべく国産の製品を使いたいと思います。
壁・天井の仕上としては、漆喰・薩摩中霧島壁・珪藻土・チャフウォール(塗料)などがあります。
焼成していない珪藻土と、メーカーにより固化させるために添加物が入っている珪藻土には注意が必要です。
その他には、御影石・大理石などの石材や工業製品ですが、タイル・ガラスなどが使えます。
自然素材と一般建築材の特徴
自然素材と一般建材のメリット・デメリット
建材として必要な性能には・・・。
強度・耐久性・ひび割れ・曲り・経年変化・デザイン性/美しさ・吸湿性/放湿性・香り/消臭力・肌ざわり/暖かさ・アレルギーの原因物質となるかならないか・お掃除/メンテナンス性・イニシャルコスト・ウッドマイレージ・地球温暖化への影響などがあり、比較検討して使用する素材を選定します。
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人により反応するアレルギー物質はさまざまですので、自然素材だからと言って安心できません。
ヤバそうな素材を使う場合は、臭いを嗅いだりパッチテストなどを行って安全性を確認して頂いています。
木材や漆喰、薩摩中霧島壁などは吸放湿性、消臭機能があり、夏はさらっとして冬は暖かく感じます。杉フローリングは柔らかいので特に暖かく感じます。
杉、桧は肌ざわりと香りが良いです。ところが、来客が『イイ香りですねす』とおっしゃっても、残念なことに3日も住むと、鼻が香りに慣れてしまって感じなくなってしまいます。
そしてなんといっても!お部屋にはさわやかで美味しい空気がそよいでいます。これは、玄関を入った瞬間に納得していただけます。
また、木材は湿度が高いと膨れ、低いと縮むので、フローリングの目地は隙間が空いたり閉じたりします。
木材・壁材など自然素材の表面はマットな感じです。手鉋で仕上げた桧柱にしても、艶がありますがテカテカではありませんから、やわらかな光を返してくれる目にやさしい住まいになります。
自然素材は年を重ねるほど素材の色が変化して味わい深さを感じられます。
住めば住むほど素材がなじみ、木材は美しい飴色に変化しますから、子供と一緒に成長する家に愛着がわいてくるでしょう。
自然素材の家と地球温暖化
木造住宅は【都市の森林】とも言われ、平均的な木造住宅は25m3の木材を使うので、4,500Kgの炭素を貯留してます。
また、ウッドマイレージ(木材輸送に係るCO2の排出量)は欧州材は国産材の9倍もの排出量です。
38坪の木造住宅を全て地域材で建てる場合と、全て欧州材で建てる場合では4,041Kg-CO2の差となり、ガソリンにすると1,757リットル・杉に換算すると288本にもなります。
【都市の森林】【ウッドマイレージ】視点で行動し、自然素材、それも【近くの森の木】で家を建てて低炭素社会を実現し、地球温暖化を防止しましょう。
お手入れ方法は
普段のお掃除は、自然素材だからと言って特に手間がかかることはなく、フローリングに掃除機をかけるだけでOKです。
フローリングに水やお茶などをこぼした場合は、蜜蝋ワックスを塗っていますので、スグにふき取って頂くと大丈夫です。
たまに水滴を落として玉にならずに広がるようになったら、ワックスが切れているのでワックスがけをしましょう。
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壁の表面はざらついているので埃が付きます。梅雨時には埃が湿気を吸ってカビが生えやすくなりますから、ときどきハタキなどでお掃除しましょう。
杉のフローリングは柔らかいので傷が入りやすい欠点があります。
傷が入った時は、濡れ雑巾で濡らすと元に戻ります。急ぐ場合は濡れ雑巾を当てがってスチームアイロンをかけるとスグに直ります。
子供がおもちゃで傷をつけると『こらー、アカンやんか!』と叱りますが、たいていの方は入居して3カ月ほどすると、あきらめの境地に入るのでしょうか?あまり気にされなくなるようです。
傷の程度が酷くなると、無垢素材ですのでサンドペーパーを掛けて新品にすることも可能です。(部屋中、ホコリまみれになりますが・・・)
漆喰・薩摩中霧島壁が汚れた場合は、染み込んでいない汚れなら消しゴムやメラミンスポンジで擦ると直ります。
染み込んだ汚れは、こそげ落して同素材で埋めて直すか、何もせず大目にみてやるか・・・?ですね。
柱・梁などの構造材を現しに使う
柱が見えない壁を『大壁』、柱を化粧して現した壁を『真壁』と言います。
真壁にすれば、頼りがいのある柱と梁に支えられた、安心してくつろげる空間となります。
また、平らで大きな壁や天井を自然素材で仕上げると、ひび割れが避けられません。これは自然素材の家の最大の弱点と言えます。
真壁にするのは、これを避けるために柱と梁で大きな面を分割してひび割れが入りにくくするためでもあります。
ビニールクロスはひび割れが入りにくく安価なので良く使われますが、湿気によりジョイントがめくれてきます。
自然素材にかかるコストは
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一般的な家の仕様は、大壁で、構造材にホワイトウッド、米松、レッドウッド集成材を使い、仕上げはF☆☆☆☆合板フローリングとビニールクロスです。
よく建てる自然素材の家の仕様は、真壁で、構造材は米ヒバ、杉無垢材、仕上げは杉無垢フローリング、1階壁は薩摩中霧島壁、2階壁と天井はチャフウォール塗装、収納は杉相杓り板張りが多いです。
その費用は、真壁にすることで手間がかかり、それぞれの材料費は高くなります。杉相杓り板張りはクロス貼りと同等の価格なのは意外に思われます。
また、都市計画区域外なら外壁に防火の規制はかかりません。
周囲の状況にもよりますが、焼き板張りでOKなら最も安くなります。(何年か後の塗替えは必要です)
防火仕様の焼き板はサイディング張りと同等の価格となります。
ビニールクロスは最初は美しくても、あとは汚れていく一方ですが、木材や薩摩中霧島壁などは傷、汚れも味わいと感じられる面もあり、ほとんどメンテナンスの必要がありません。
初期費用は一般の住宅に比べて高くなってしまうものの、維持費は自然素材の家の方がかからずに済みます。
建築費用は一般的な家よりも多くかかってしまいますが、自然素材そのものに魅力があることに加え、ランニングコストを考慮すれば、価格にふさわしい住みごごちを手に入れられるのが自然素材の家と言えます。
予算には限りがありますが、出来る限り自然素材を使っていただきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます
最後に【自然素材の家】を建てる、まったく別のアプローチ方法をご紹介します。
『大きな家はいらない』と言う視点にたち、『小さな家に暮らす事』に魅力を見いだす事です。
小さな家は土地の費用・建物の費用などのイニシャルコストや固定資産税などの税金も抑えられるので、自然素材を使う余裕が生まれ、住まいの質をレベルアップできます。
一度、トライしてみてはいかがでしょうか?お気軽にご相談して下さい。
【自然素材の家】に魅力を感じていただけたでしょうか?
HPでは、実際の木の温もりや空気のおいしさや手触り、匂い、味?までお届けすることができないので、ぜひ田代工務店のモデルハウスやOB施主様宅の見学で体感してみてください。
経年変化したフローリングや様々な表情を見せてくれる塗り壁など、【自然素材の家】だけが感じられる味わいがたくさんあります。
モデルハウスで、その肌触りを感じながら心地よく過ごしていただけたらと思います。
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