【織家】[Olie] / おしゃれなお家で森林浴・ひろびろリビングの心地いい家 2025/2/1~

織 家
[Olie]

―織家― は
自然豊かな三木市の郊外に建てます。
屋根はシルバーのガルバリウム鋼板
外壁は黒っぽいガルバリウム鋼板と
モルタル塗りで仕上げます。

大きな家の場合
中央部分の陽当り、風通しが不足しがちです。
織家では中庭とLDKの吹抜けで
広いLDKや北西に配置した寝室の
陽当りと風通しを確保しています。

中央の屋根は南に流れる片流れとして
2階のスペースを確保すると共に
夏に家にこもる熱を換気する
重要な経路となっています。

こちらは来客用の玄関です。
家族用の内玄関を別に設けているので
腰壁で視線だけをコントロールして
スッキリとまとめています。

最も強力で簡単な【温暖化対策】
南面から入った風を
北面のハイサイドライトから換気し
エアコンの使用期間を短縮できます。

五本組柱を中心に展開するひろびろリビングです。
PC画面から森の香りが漂ってきそうでしょ。
お家にいながら森林浴ができます!

使用する素材は・・・
柱、梁、造作材の杉は土佐のしまんと製材工場から
+ 施主様のお父様が保管されていた桧柱
杉フローリングは岡山県の西粟倉村森の学校から
天井板は神崎郡神河町の㈱ナカシマさんから届きます。

使用する杉は一般的な高温乾燥ではなく
減圧乾燥、中温乾燥、天然乾燥された材ばかりなので
製品に加工されても
含まれるフィトンチッドが
森林浴効果を発揮します。
詳しくはコラム【森からの贈り物】をご覧下さい。

アイランド型キッチンが家の中心になります。
外観そのままの屋根断熱された吹抜け空間が、
ひろびろリビングに伸びやかさも加えています。

広い家なので
三つの回遊動線を中心に
スター(☆型)動線を組み合わせて計画しています。

最近の住宅トレンドは
「平屋」「ヌック」「回遊動線」等々・・・
と、言葉が一人歩きしています。
設計者サイドから見れば
イロンな条件を考慮した結果でしかありません。
オシャレな言葉に
惑わされないようにしましょう。
『主人公はあなた!』なのですね。

2階廊下からの俯瞰
お母さんの『ご飯ができたよ~』の声に
『ハ~イ』
スグに反応できます (^^v
ロフトは収納よりも
LDKに午前中の光を届けるのを重視して設けています。

寝室の南にテラスを設けて、
陽あたりと風通しを確保しています。

以降は工事日記です。上が最新ですので、下から上へご覧下さい。▼ ページ下へ

2025/3/29
立上りコンクリート打設

全体の状況

作業状況

2025/3/28
立上り型枠入れ

全体の状況

作業状況

外周と間仕切の2cm段差部分です。
外周基礎は断熱して、間仕切基礎は基礎パッキンを使用して、
床下の空気が溜まらないようにします。

ホールダウンのアンカーボルト設置状況

2025/3/26
ベースコンクリート打設

基礎底版のコンクリートを打設しました。

打設後金鏝で押さえています。

2025/3/24
屋根パネルの制作

屋根パネルも続々と出来ています。

2025/3/24
鉄筋加工組立・給排水配管のスリーブ入れ

引き続き鉄筋を組み立てています。

夕方に配筋チェックに行きました。
これはFG7で、主筋は上下共2-D16です。

これはFG6で、上端主筋は1-D16、下端は2-D16です。
図面通りに組めているのを確認しました。

設備屋さんが給排水のスリーブ(配管を通す穴)を入れています。

設備屋さんが給排水のスリーブ(配管を通す穴)を入れています。

2025/3/21~
鉄筋加工組立

鉄筋を組み立てています。

隅の状況

底版スラブ配筋はD13を15cmピッチで使います。

2025/3/21
構造材と造作材入荷と番付け

高知の四万十町から材木が届きました。
これは桁、梁です。

こちらは造作材です。

木目の流れ具合や節の多さ、割れなどを吟味してどこに使うかを決めます。
玄関から入って行く時に見える面を『見附』、部屋から出る時に見える面を『見返し』と言い、見附重視で綺麗な材から使用します。

木材は赤身よりも白太の方が引張力に強いですから、梁の下端にはなるべく白太が連続するように使います。

さて、どんな顔を見せてくれるのでしょうか?
楽しみですね。

2025/3/19
外周の型枠・鉄筋搬入

基礎の外部はコンクリート打放しです。
まっさらの型枠を使っています。

全体の状況

使用する鉄筋は底版にはD13。梁主筋はD16です。

2025/3/18
防水シート敷き・捨コンクリート打設・墨出し

昨日、捨コンクリートを打設しました。
今日は墨出しを行い、外周の型枠を入れていきます。

2025/3/17
屋根パネル製作

職場では屋根パネルを制作しています。

右は垂木間に入れる80mmのネオマフォーム(断熱材)、
左は天井仕上となる杉の相杓り板です。

仕上がった屋根パネル。

2025/3/15
床堀・砕石地業

ラップルコンクリートは
砕石天端に揃えます。

引き続き外周の床掘を行っていきます。

砕石を敷き均して、十分に転圧します。

全体の状況

2025/3/12
ラップルコンクリート

地盤調査の結果は良かったのですが
昔の家が不等沈下していたのが
不安なご両親のために
ラップルコンクリートを打設します。

50cm×150cmサイズで2m深さのコンクリート壁を
4ヶ所構築します。

2025/3/1
地鎮祭
八雲社の神主さんに執り行っていただきました。
無事に竣工しますように!
よろしくお願いします。
2025/3/1
地盤調査

地盤調査を行っています。
直径30mmのロッドに100Kgの荷重を掛けながら回転させ
25cm沈下するのに要した回転数から
地盤状況を推定します。
西側が谷だったので、不等沈下が心配になる場面ですが
予想以上に状態がよくて一安心です。

2025/2/3~2/28
解体工事

母屋の解体工事です。
瓦、土、材木、コンクリート、石、アルミ、ガラスなど
丁寧に分別して処分します。
大黒柱と差し鴨居は素晴らしい地松が使われていました。
丁寧に取外して框や家具に使おうと思います。

2025/2/1
記憶に住む家

建替えする、約70年前に建てられた建物です。
彼方此方に染みこんだ思い出が蘇り
この家で育ったご両親は
とても寂しそうでした。。。


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