住宅のご相談 リフォーム・リノベなどお気軽にお問合せください
【 紫陽花の家 】工事日記 2020/7/23~

紫陽花の家
紫陽花は萼(がく)が集まり、1つの大きな花になります。
それがプランニングから細部の納まりまで
一緒に悩み考えて頂いたA様邸と重なりました。
建築は細部の集合体です。
神様は細部に宿ると言われています。
美しく小さな萼が集まって大きな紫陽花となる様に
細部も全体も美しい家となる様に誠意取り組んでいきます。


屋根はガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きです。
弊社で以前建築させて頂いた【旬のしらべ】
と同じ仕様です。

上部に吹抜を配し、開放性の高い空間となります。

凝縮した空間でありながら、開放性を保持します。

細部まで寸法を検討し、北側にある実家の日照を
なるべく確保する様に計画しました。
以降は工事日記です。上が最新ですので、下から上へご覧下さい。▼ ページ下へ

紫陽花の家、ウッドデッキを追加しました。
塗装は建物と同じオスモウッドステインプロテクター ストーンパインです。
また、掃出し窓にはYKKのアウターシェードを取付け、
ウッドデッキの南側頂部に固定出来るようにする事で簡易的な屋根にもなります^^
これで外部からの目線と少々の雨を気にせずに遊んで頂けます^^

アフターフォローもバッチリな弊社とも
長いお付き合いになると思いますので、どうぞ末永く宜しくお願い致します。

完成見学会も皆様のおかげで盛況でした!

奥(南)に行く程天井が低くなり、ロフトの様な雰囲気になります。
おもちゃを広げて伸び伸びと遊べますねー^^

奥にはウォークインクロゼットが見えます。

システムキッチンの横には広い作業台もあり、
あれやこれやと物を置けます^^
システムキッチンとカップボードとの距離は
綿密に打ち合わせして寸法を決めています。
世間一般の寸法とは異なるかもしれませんが、
使う人に調和すれば満点です^^
ちなみにキッチンの天井高さは驚きの2.1mです!
完成見学会の際に是非体験してみて下さい^^

1,2階共に床材は兵庫県産の杉です。
柔らかく、暖かさを感じます。
吹抜けの効果もあり、明るく開放的なLDになりました^^



RInnaiの幹太くんです。
乾燥機、有ると助かりますよねぇ^^


トイレはTOTOのレストパルを選ばれています。


仕上塗料は、施主様支給のスムースプラスターです。
しっくい調の表情に仕上がり、とてもきれいです^^

横樋は屋根の色に合わせて黒、竪樋は外壁に合わせて白を採用されています。

青空に映える、綺麗で可愛い外観になっています。
玄関扉の養生も併せて外したい所ですが、そこは最後まで我慢です^^

色は#710ストーンパインです。

素地の色でも綺麗でしたが、更に恰好良くなりました^^

待ちに待った塗装工事に着工しました。
養生をしっかり行い、ビス頭や石膏ボードの継ぎ目等をパテ埋めしています。
ボードの継ぎ目には寒冷紗を貼り、ひび割れを抑制します。
塗装仕上げ等の仕上げ材が薄い場合は、特に下地の処理が出来上がりに影響するので、塗装屋さんの腕の見せ所です^^

既存の擁壁の下を潜り引き込んでいます。

TV台・カップボード・カウンターの天板は杉の無垢材です。
節も少なく木目も綺麗に通っていて、良い感じに仕上がっています^^


白太のものに限定して仕入れたので、表情が整って綺麗です^^
床もですが年数と共に飴色に変わっていくので、
住みながら経年変化も楽しめます^^

造作家具の刻みが完了し、現場に搬入しました!
写真の格子は吹抜けの手摺になります。
手摺子のデザインは多岐に渡りますが、弊社では縦格子をお勧めする事が多いです。
横格子だと小さいお子様が足を掛けて登れてしまう事、下から見た時に視線が通るので圧迫感が少ない事、及び風通しの良さが理由です。

天井の開口部には浴室乾燥・暖房機が納まります。

収納系統の部屋は、壁を杉板で仕上げています。
木材全般には(特に杉や桧等の針葉樹)湿度調整、抗菌作用があります。
空気の流れが悪くなりがちな収納部屋に杉板を使用する事で、カビ等を抑制します。
24時間換気の排気口を収納内に設けたりスノコを併用して、空気が流れる箇所を作るのも有効です。
↑こちらは弊社の木材仕入先の1つである、氷上町の「おぎもく」さんが行った実験結果です。
瓶の中にパンを入れ、カビの発生具合を比較したもので、パンのみ・パン+針葉樹の木片・パン+広葉樹の木片のパターンがあります。
広葉樹(ナラとサクラ)よりも針葉樹(杉と桧)の方がカビの発生具合が少ないですが、針葉樹でも木材を乾燥させる時の温度によってカビの発生具合が変わっている点にも注目です^^

室内の石膏ボードを大方張り終え、造作家具の製作に入っています。

青空に凄く映えますねー!


CADである程度の図面は描けても、現場での細かい納まりや
納め方はまだまだ棟梁に勉強させていただいています。

採用実績のある外壁とはいえ、屋根の色との組み合わせや建物の形、
周辺環境で印象がガラリと変わるので楽しみです^^

最低天井高さや、写真にあるレンジフードのダクトスペースは
確保しなければいけません。
電気・プレカット屋さんに助言頂き、
各スペースをキッチリ確保しています。

石膏ボードを張っています。
少しずつ部屋としての形が出来てきています。


紫陽花の家は兵庫県産材ローンを利用するため、
柱・梁等の構造材、床・天井の木部に兵庫県産材を使用しています。
兵庫県産材ローンは2020年下半期で固定金利0.8%、
返済期間35年以内、融資最高額は3,200万円のお得なローンです。
兵庫県産材を最低50%以上使用する等の条件がありますので、
気になる方は兵庫県のホームページをご覧下さい^^
→兵庫県産材ローン詳細へ

石膏ボードを張っています。
紫陽花の家は第22条区域に該当する為、外壁を準防火構造にして
屋根を不燃材料で葺かなければいけません。

夕方には全ての断熱材が張れました。
また、昼過ぎには中間検査を受け、問題無く合格しました^^

錻力(ブリキ)屋さんに屋根を葺いて貰いました。
屋根はガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きです。

写真はMクロスという商品で、構造用合板の片面に紙を貼り、
面材による耐力壁が必要なクロスや塗装仕上の壁でも
綺麗に仕上がるように作られたものです。

写真は基礎と柱を緊結するホールダウン金物です。

良い景色を独占できるのは特権ですね^^

山から切り出された木が立ち並び、さながら森林浴をしているようです。

化粧の柱、梁に染みになる事なく無事に作業が完了しました。
施主様、上棟おめでとうございます!^^
大工の皆様、無事に上棟して頂きありがとうございます!^^



作業し易い日となりました^^
写真は2階床高さの梁を組み終わり、柱を垂直に起こしている所です。

ブルーシートで更に念を入れて養生しています。
念を入れて養生していたら、結局雨は降らない!
…と言う現場のジンクスですがどうなるか^^

1階床下地合板を張っています。

コンセントや照明の位置を入念に確認し、必要箇所へ配線して貰います。

基礎断熱を敷設しています。
基礎断熱→床下先行配管→床合板→上棟の順で施工します。
基礎断熱材と合板は雨晒しにしたくないので、秋雨前線・台風の様子を見ながらの施工になりますが、この時期は悩むことが多いです。


基礎と土台の間にはコーキングを塗り、室内の気密性を高めます。


天井・垂木・野地を一体化したパネルを作っておく事で、上棟日の次の日には
垂木流し・野地板張り・ルーフィング張り・2階天井張り工事が完了します。
月末の上棟に向けて皆に頑張って貰っています^^

擁壁の時もそうでしたが、綺麗に仕上がっているかドキドキな瞬間です。
ジャンカや目立つような気泡は無く、綺麗に仕上げて貰いました^^
外周部はクラッシャランで埋戻し、基礎工事完了です。

天端にはレベラーを流して、基礎の高さを整えています。

結果はもちろん合格です^^
外周部型枠を固め、コンクリート打設の段取りに入っていきます。

整然と組み立てられた鉄筋は美しくもあります。


掘り方、砕石敷設を経て昼から捨てコンを打設しています。

建物の基礎もですが、脱型まで仕上がりが目視出来ないので緊張する日です。
仕上がりは目につく気泡も無く、綺麗に仕上がりました。

ある程度水が引くのを待ってから天端を均します。
予報に無い雨が降りましたが、養生しながら無事に均し終え、
お盆休み中養生しておきます。

コンクリート打設による圧力により、型枠の浮き上がりや移動が無いよう
堅固に固定しています。


今回は基礎の位置と擁壁の位置が絶妙に絡んでくるので、慎重に施工します

基礎・アプローチ工事共に影響ない箇所に
埋まっていましたので、現状のまま着工します。


雨も降らずに地鎮祭を無事に執り行いました。
住宅のご相談 リフォーム・リノベなどお気軽にお問合せください